湖東図書館で開催中!疎開時の歴史体験画展

 

東近江市横溝町にある湖東図書館では、太平洋戦争末期の1944(昭和19年)年、現在の東近江市に学童疎開した兵庫県宝塚市のイラストレーター成瀬國晴さんの、疎開中の記憶を描いた絵画展「時空の旅」が開催されている(のち八日市図書館、能登川博物館へと巡廻)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成瀬さんは昭和19年当時、大阪市の難波にあった精華国民学校3年生でしたが、同年8月31日に大阪を出発、滋賀県
愛知郡東押立村の平松(現 • 東近江市平松町)へ集団疎開し、1年あまりを同地で過ごされました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
絵画展では、学校の食事の時間にはしゃぐ生徒に「スワレー」と顔を真っ赤にして怒る先生、ガキ大将との跡目争い、しらみとの格闘、しもやけに苦しむ様子などが描かれた水彩画や墨絵など77点が展示されている。

 

 

 

 

 

会場では、食い入るように絵を見つめる様子や、思い出話、訪れていた観衆同士で当時を懐かしむ様子なども見られた。

 

 

また、展示されている絵が収録されている画集「時空の旅」画•著/成瀬國晴(¥3500+税)の購入申し込み用紙も設置されている。入場無料。9月21日(日)まで(湖東図書館)。

 

 

 

 

 
【開催日時】
9月10日(水)〜9月21日(日)
東近江市市立湖東図書館

 

9月25日(水)〜10月5日(日)
市立八日市図書館

 

10月8日(水)〜10月19日(日)
市立能登川博物館

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