地震や風水害など、近年各地で起こるさまざまな自然災害。
災害が発生したら、どうしますか?
大きな災害が発生したとき、
被災者の中には手話での支援が必要な人もいます。
その支援をつながりやすくするため、東近江市では
“手話通訳者”である目印として「手話バンダナ」を作成しました。
黄緑色のバンダナには
“手話マーク”と“手話”という漢字が紺色で記されています。
専任手話通訳者3人と東近江市の登録手話通訳者7人、
合わせて10人が身につけます。
手話通訳者の澤さんによると、災害の時はもちろん、
手話通訳するうえで必要なときには臨機応変に対応し、
初めての待ち合わせの目印、地元の防災訓練などでも着用する予定で、
広く市民の皆さんに手話バンダナの存在を知ってもらう
手話に対する理解を深めるためにも活用するということです。
障害福祉課の小椋さんは
「手話を必要とする人だけでなく、障害を持つ人、お年寄りなど
いろいろと災害時に大変な思いをされる方たちがおられます。
この手話バンダナをきっかけにお互いに配慮が行き届くような
世の中になればいいと思います。」とはなしてくださいました。
なお東近江市障害福祉課では手話への理解を深めてもらう
手話奉仕員養成講座なども開催しています。
詳しくは障害福祉課(0748-24-5640)まで。