東近江市五個荘竜田町。
国道8号を通っていると目に入る
お城のような塔のような・・・建物。
書の文化にふれる博物館 「観峰館」 です。
ここには
中国書画などを中心に文物が、
およそ2万5千も収蔵されているそうです。
しかも、日本はもちろん、
中国建築風のギャラリーや西洋アンティーク室と
まるでアトラクションのような館内で、
ワクワクしながら書と文化がたのしく学べます♪
ここで現在開催中の企画展が
「近江仏画めぐり」
展示されているのは今回がほとんど初公開。
所蔵するお寺さんでさえ「知らなんだー」
というものもあるんだとか。
学芸員さんが実際お寺に出向いて借り受けたそうで、
この企画展への熱意を感じます。
いずれも地域が大切に守り伝えてきたもので、
文化財に指定されているもの含め貴重なものばかり。
普段檀家さんたちでも見る機会がわずかで、
これだけの数が一堂に見られる機会はすごいこと。
学芸員の寺前さんいわく、
野球でたとえると
「メジャーリーガーや侍ジャパンが集結したようなもの」
だそうです☆
しかもそれが、永源寺や石馬寺をはじめ市内の、
「あ、このお寺ってあそこの・・・」
「あぁ、ここ知ってる、近所や」というような
すごく身近なお寺に実はあったというすごさ。
貴重な名品ぞろいの「おうみの仏画めぐり」
ぜひお出かけください♪
2月26日までは前期。
そのあと展示内容を変えて、
後期は2月27日から3月21日まで開催です。
また観峰館は「商家に伝わるひな人形めぐり」の会場のひとつ。
週末の2月25日には関連イベント
「おひな様の絵手紙を描こう」が行われます。
あわせておたのしみください。
◆冬季企画展「おうみの仏画めぐり」
【会 期】前期:~2月26日(月)まで 後期:2月27日(火)~3月21日(水・祝)まで
【会 場】観峰館 新館特別展示室
【入館料】一般 500円 高校生・学生 300円 中学生以下 無料
※商家に伝わるひな人形めぐりもご覧になれます
◆「おひな様の絵手紙」を描こう
【日 時】2月25日(日) 午前の部 10:30~12:00 午後の部 14:00~15:30
【定 員】各20人 ※要 事前申し込み
【受講料】200円(入館料で受講できます)
【講 師】日本画家 垣見 真由美さん
【お問い合わせ】
観峰館
東近江市五個荘竜田町136
TEL 0748-48-4141