伊庭町の奇祭!坂下し祭に息をのむ!

重さ400~500キロの神輿(みこし)を断崖絶壁の山腹から引きずり下ろす近江の奇祭「伊庭の坂下し祭り」が5月4日、東近江市伊庭町の繖(きぬがさ)山で行われました。
200年以上の歴史を持つこの祭は、3基の御輿「三ノ宮」「八王子」「二の宮」を、中腹にある繖峰三(さんぽうさん)神社からふもとの大鳥居まで引きずり下ろす神事で、県の無形民俗文化財に指定されています。


小雨が降るなか、正午過ぎに繖峰三神社を出発。1基につき20~30人の氏子の若者らがが「ヨイトコセーノソーレ」と威勢の良いかけ声を山中に響かせながら、約500メートルの岩場を4時間ほどかけて引きずり下ろしました


神輿が何度も岩にぶつかりながら難所を通過すると、心配そうに見守っていた観客からは歓声と拍手が起こりました

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