鏡山のふもとで代々伝わる技術を継承し、安全で安心できるお米作りに取り組む
竜王町 鏡の若井農園が、今年の新米の味を競う全国大会で最優秀の金賞に輝きました☆
お米のコンクールとしての規模・出品数ともに国内最大の
「米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」
毎年、秋の新米が出そろう11月ごろに、米・食味鑑定士協会が行っている
新米の食味鑑定によるコンクールで、国内外からおよそ5,000検体が出品され、
ここで受賞したお米は非常に高い評価とブランド力を認められます。
若井農園がつくる無農薬栽培の近江米“にこまる”は滋賀県代表として出品され
「都道府県代表 お米選手権」の官能審査で見事金賞を受賞!
代表の若井康徳さんは、
資料が残っている(信長の焼き討ちでその前の資料は焼失しているそう)
だけでも1613年の江戸期から地元でコメ作りを続けてきた米農家の16代目!
大工から転身して、代々続く家業を今年の春に正式に受け継ぎました。
近年担い手不足に陥っている地域農業を盛り上げるため
「人がやらない面倒くさいこと」「みんながやめていくようなこと」にあえて挑戦し、
飽くなき探究心を持って米作りに尽力されています。
今では栽培しているお米の品種もなんと21種類!
中には滋賀県ではおそらく若井農園しかつくっていないという品種や、
お寿司用・リゾット用など用途に特化したものまであります。
その情熱はこの大会への出品を目指しても注がれ、
その結果、金賞を受賞した喜びは大きく、
おいしいお米の名産地として竜王町の名が全国・世界に広まることを目指して
今後も米作りに精を出したいということです。
今回出場した大会には「世界一」を決める国際総合部門もあり、
来年は世界一を目指したいということです。
「日本一の米農家になる」と「たのしくおしゃれな農業」
この2つを掲げ農業に取り組む16代目 米師 若井康徳さん。
「お米の需要が低下しているので、ぜひ毎日おいしいお米を食べてほしい!」と
話してくださいました。
なお若井農園では体験農業などをはじめ、米粉を使用したスイーツにも取り組んでいます。
http://wakainouen.shiga-saku.net/