「地球人でええやんか」全国中学生人権作文文部科学大臣賞に輝く!

朝桜中学校の木田美映ミシェルさんの作文が

第37回 全国中学生人権作文コンテストで

文部科学大臣賞を受賞しました!

全国から応募があった作品は、7,358校から960,390人。

県内の作品が大臣賞に選ばれたのは、実に14年ぶりだということです。

 

木田さんが綴った想いは

 

「地球人でええやんか」

 

日本人の母とペルー人の父を持つ木田さん。

道ですれ違った人に「あなた何人?」と聞かれて

「日本人」と答えたところ笑われた。

不思議に思い母に話すと、

「アンタは地球人やねん」「地球人でええやんか」と答えた。

当初はその答えに納得できなかったが、

姉から木田さんが小さかったころ、

父が外国人を理解してもらうためにいろいろな活動をしていたことを、

母からその当時の父の決意を聞き、

母の言っていた「地球人でええやんか」の意味を理解するー

という内容です。

 

作品からは豊かな人権感覚とぬくもりある家族愛が伝わってきます。

 

木田さんは

「わたしの作文を世に出してくれた担任の先生と審査員の人たちに

感謝の気持ちでいっぱいです。」と喜びを語ってくださいました。

 

学校では部活のソフトテニスをがんばっているということで、

将来の夢をたずねると

「お父さんのように人のためになる活動をしたい。

そして今やっているソフトテニスで活躍できる選手になりたい」と

まっすぐに答えてくださいました。

 

◆全国中学生人権作文 入賞作品

http://www.moj.go.jp/content/001241075.pdf

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